特別支援教育とは何か

特別支援教育とは何かというと、従来の特殊教育では障害の種類と程度に応じて特別な場で教育を受けることに重点がおかれていましたが、特別支援教育では子ども一人の教育的ニーズに応じた支援を行うことに重点がおかれ教育的ニーズに応じて多様な教育の場が確保されます。

盲・聾・養護学校・特殊学級がどう変わるのかですが従来の盲・聾・養護学校が特別支援学校、特殊学級は特別支援学級に名称が変更されました。
特別支援学校は障害別に学校を編成しなくてもよくなり、例えば聴覚障害と知的障害の子たちが一緒の学校を設立することも法的に可能になりました。
特別支援学校では障害の程度が比較的重い子どもに専門性の高い教育を行うとされ、また、普通学校へ助言・援助を行うセンター的機能の働きが課せられました。
なぜ特別支援学校が普通学校へ助言・援助を行うのか。
それは、普通学級に障害児が在籍することが法的に認められたからです。
LD(学習障害)、ADHD(注意欠陥多動性障害)、高機能自閉症・アスペルガー症候群という発達障害児が新たに障害児教育の対象となり、普通学級を含めた多様な教育の場(従来の盲・聾・養護学校、特殊学級、普通学級で通級指導)で教育を受けることになりました。

学校全体で支援する体制をくむために特別支援教育コーディネータ等の役職や校内委員会等の体制が整備され、そして盲・聾・養護学校と相談←→助言・援助する関係が制度化されたのです。
特別支援教育では、子どもの教育的ニーズに対応して工夫するために学校での指導計画や指導内容・方法について学期や学年ごとに個別の指導計画」を作成するようになりました。
さらに、誕生から就学前教育、そして就学、進学、就労という子どもの成長に応じて一貫した教育を行い一人一人に合ったていねいな支援のために乳幼児期から学校卒業後までの一貫した長期的な計画として個別の教育支援計画を医療、福祉、労働等と連携して学校が中心となって作成することになっているのです。

Copyright © 2014 人生の岐路を考える All rights reserved.
This site is using the Desk Mess Mirrored theme, v2.2.2, from BuyNowShop.com.